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紅に染まる「絵画」人気 兵庫、ドウダンツツジ見頃

 一般公開が始まった安国寺のドウダンツツジ。見頃を迎えた紅葉が幻想的に浮かび上がった=6日午後、兵庫県豊岡市
 一般公開が始まった安国寺のドウダンツツジ。見頃を迎えた紅葉が幻想的に浮かび上がった=6日午後、兵庫県豊岡市
 兵庫県豊岡市の安国寺で、裏山にあるドウダンツツジの紅葉が見頃を迎え、6日、一般公開が始まった。障子が取り外された本堂の中から眺めると、額に入った絵画のように見えるのが参拝客に人気だ。

 寺によると、ドウダンツツジは樹齢160年以上と推定され、本堂の裏山の斜面で縦横約10メートルに枝を伸ばしている。

 参拝客の案内をする檀家の坂岡政昭さん(70)によると、今回は本堂の裏山側に4畳分の反射素材を敷いた。「『床モミジ』ならぬ『床ドウダン』を楽しんでほしい」と話した。公開は22日までの平日午前8時~午後5時で、入場は午後4時半まで。拝観料は大人500円、中学生以下無料。

(2023年11月06日 19時46分 更新)

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