瀬戸内地方は３連休最終日の５日も暖気を伴った高気圧に覆われ、気温が上昇した。岡山県内では笠岡市２６・７度、津山市と岡山市北区建部町福渡２６・３度など、全１６観測地点のうち８地点で１１月の観測史上最高気温（タイ記録を含む）を記録した。

　岡山県内では和気町２６・２度、倉敷市２６・１度、真庭市久世２６・０度、美作市２５・５度、奈義町２５・４度も１１月の最高となり、平年を８・３～６・８度上回る季節外れの暑さだった。５日に最も高かったのは高梁市の２６・９度。最高気温が２５度を超える夏日は、１～３日に続いて記録した。

　広島県内では福山市で２７・１度、庄原市中心部で２６・６度まで上がり、１１月の１位を更新した。

　岡山地方気象台は「６日は前線や湿った空気の影響で天気は崩れる見込み。気温はしばらく高めに推移し、１０日ごろから下がるだろう」としている。