瀬戸内海を代表する冬の味覚・カキの水揚げが5日、岡山県内最大規模の出荷量を誇る瀬戸内市邑久町虫明地区で始まった。今シーズンは好天に恵まれ、カキいかだを栄養豊富な沖へ早い時期に移せたため品質は上々。6日から県内や京阪神のスーパーなどに並ぶ。
邑久町漁協(同市邑久町虫明)の組合員が早朝から、沖合のいかだに向かって出港。海中につるされ、カキがびっしりと付着したロープをクレーンで引き揚げていった。港近くの小屋ではカキ打ちの作業が行われ、ナイフで殻をこじ開けて乳白色の身を取り出した。養殖歴34年の担当者(52)は「身の色つやと形がとても良い。寒さが増すにつれ、一段と大きくなるだろう」と話した。
同漁協では生産者55戸がいかだ1240枚で養殖し、5日は約5・3トンを水揚げした。出荷は来年5月中旬まで続き、例年並みの約1500トンを見込む。
岡山県内では、日生町漁協(備前市日生町日生)や牛窓町漁協(瀬戸内市牛窓町牛窓)が16日から水揚げを始める予定。
邑久町漁協(同市邑久町虫明)の組合員が早朝から、沖合のいかだに向かって出港。海中につるされ、カキがびっしりと付着したロープをクレーンで引き揚げていった。港近くの小屋ではカキ打ちの作業が行われ、ナイフで殻をこじ開けて乳白色の身を取り出した。養殖歴34年の担当者(52)は「身の色つやと形がとても良い。寒さが増すにつれ、一段と大きくなるだろう」と話した。
同漁協では生産者55戸がいかだ1240枚で養殖し、5日は約5・3トンを水揚げした。出荷は来年5月中旬まで続き、例年並みの約1500トンを見込む。
岡山県内では、日生町漁協(備前市日生町日生)や牛窓町漁協(瀬戸内市牛窓町牛窓)が16日から水揚げを始める予定。
(2023年11月05日 19時20分 更新)