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華やかなステージ 岡山の秋彩る アーツフェス、メイン期間始まる

オープニングイベントで演奏する「OARTS祝祭ウィンドアンサンブル」
オープニングイベントで演奏する「OARTS祝祭ウィンドアンサンブル」
 岡山市を舞台とする「おかやまアーツフェスティバル」(市、公益財団法人岡山文化芸術創造、実行委主催)のメイン期間が4日、始まった。同市北区下石井のイオンモール岡山でオープニング行事があり、華やかなステージが県都の秋を彩る「文化・芸術の祭典」の幕開けを告げた。

 フェスティバルは1963年にスタートした「市芸術祭」、94年からの「おかやま国際音楽祭」を再構築して初めて開催した。セレモニーで大森雅夫市長は「市の文化芸術分野は盛り上がってきている。期間中、思いきり楽しんでほしい」と呼びかけた。

 ステージでは岡山フィルハーモニック管弦楽団の団員らでつくる「OARTS祝祭ウィンドアンサンブル」がジブリ映画の主題歌メドレーやジャズの名曲を演奏。明誠学院高生が書道と手話のパフォーマンスを披露すると、買い物客らから大きな拍手が湧いた。

 家族で訪れた会社員(35)=倉敷市=は「生演奏に引かれて立ち止まった。芸術イベントにも行ってみたい」と話した。

 フェスティバルは一部が9月に始まり、今月26日までにコンサート、演劇といった27公演が計画されている。

(2023年11月04日 17時08分 更新)

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