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元朝赤龍「感謝の気持ち」 弟子が亡き師匠をしのぶ

 元大関朝潮の長岡末弘さんとの思い出を語る高砂親方=4日、福岡市の高砂部屋宿舎
 元大関朝潮の長岡末弘さんとの思い出を語る高砂親方=4日、福岡市の高砂部屋宿舎
 先代師匠で元大関朝潮の長岡末弘さんとの思い出を語る朝乃山=4日、福岡市の高砂部屋宿舎
 先代師匠で元大関朝潮の長岡末弘さんとの思い出を語る朝乃山=4日、福岡市の高砂部屋宿舎
 大相撲の元大関朝潮の長岡末弘さんの死去を受け、2020年に高砂部屋を継承した高砂親方(元関脇朝赤龍)は4日、福岡市中央区の高砂部屋宿舎で「すごく優しくて、すごく怖い存在でもあった。育ててもらった感謝の気持ちがある」としのんだ。3日朝に力士たちに伝え、全員で黙とうをささげたという。

 大関に育ててもらった幕内朝乃山は入門時の師匠の訃報に「体調が悪いのは聞いていたが、一番は驚いている。本当におおらかな親方だった」と語った。最後に会ったのは9月の秋場所中で、一方的な敗戦を叱られた。「教えてもらった前に出る相撲を心がけ、白星を積み重ねて恩返しをしたい」と活躍を誓った。

(2023年11月04日 12時39分 更新)

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