聖地の思い出、大阪に移設 昨年閉店のバー「露口」
「ハイボールの聖地」として親しまれ、昨年9月に閉店した松山市の老舗バー「露口」のカウンターテーブルなどの設備がサントリー山崎蒸溜所(大阪府島本町)に移設され、亡き夫と店を切り盛りしていた露口朝子さん(81)に1日、お披露目された。朝子さんは「そっくりそのまま。感動で胸がいっぱいです」と涙ぐんだ。
露口は1958年に開店。マスターの露口貴雄さんと朝子さんがカウンターに立ち続けた。サントリーのウイスキーを使った、通常よりウイスキーの割合が多いハイボールが親しまれた。夫婦ともに腰を痛めて店に立つことが難しくなり、昨年、惜しまれながら閉店。貴雄さんは今年9月、86歳で亡くなった。
露口は1958年に開店。マスターの露口貴雄さんと朝子さんがカウンターに立ち続けた。サントリーのウイスキーを使った、通常よりウイスキーの割合が多いハイボールが親しまれた。夫婦ともに腰を痛めて店に立つことが難しくなり、昨年、惜しまれながら閉店。貴雄さんは今年9月、86歳で亡くなった。
(2023年11月01日 19時02分 更新)