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備中地域の方谷ゆかりの地巡ろう デジタルスタンプラリー開催中

方谷ゆかりの地などを巡るデジタルスタンプラリーのサイト画面
方谷ゆかりの地などを巡るデジタルスタンプラリーのサイト画面
 幕末の備中松山藩で財政改革に尽力した儒学者・山田方谷(1805~77年)ゆかりの地や周辺スポットを巡るデジタルスタンプラリーが倉敷、高梁、新見、井原、浅口、笠岡の6市12カ所で行われている。方谷や関連人物にまつわるクイズに答えながらスタンプを集め、郷土が誇る偉人への理解を深めてもらう。30日まで。

 対象は備中松山城(高梁市)、大佐山田方谷記念館(新見市)、方谷の弟子・三島中洲(1830~1919年)の関連資料を展示する二松学舎大学備中漢学資料室(倉敷市)など。専用サイトにアクセスし、現地に掲示されたクイズの答えを入力するとスタンプを獲得できる。

 4個集めると、方谷のイラストがデザインされたオリジナルの切手シート(先着300人)がもらえ、12個そろうと各市特産のそうめんや焼き菓子、雑貨の詰め合わせが抽選で当たる。

 6市などでつくる「山田方谷の軌跡(~奇跡~)」実行委が昨年に続いて企画。実行委は「行楽シーズンの秋に合わせて備中地域を周遊し、方谷の業績に理解を深めてほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは実行委事務局の倉敷市観光課(086―426―3411)。

(2023年11月06日 10時14分 更新)

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