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法人所得、初の総額80兆円超え 料理・旅館・飲食店業が好調

 法人の申告所得総額の推移
 法人の申告所得総額の推移
 国税庁は1日、2022年度の法人の申告所得総額が前年度比7・0%増の85兆106億円となり、過去最高を更新したと発表した。総額が80兆円を超えたのは初めて。料理・旅館・飲食店業が特に好調で、担当者は「大半の業種で申告額が増加し、コロナ禍を脱出したような数字になっている」としている。

 業種別の申告所得額で前年からの伸びが最も大きかったのは料理・旅館・飲食店業で、前年度比27・3%増の8499億円。コロナによる行動制限の緩和が追い風になったとみられる。次いで伸び率が大きかったのが、卸売業の同19・3%増(8兆4627億円)。運送業の同16・8%増(6兆3336億円)が続いた。

(2023年11月01日 16時41分 更新)

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