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「記者のしおり」・高瀬隼子著・「うるさいこの音の全部」 虚実の迷路に引き込む

 この著者の書く小説は怖い。隠していた心の奥底を見透かされたような、いや、自分も知らなかったどす黒い部分まで、かき出されて「ほら!」と目の前に広げられたような気分になるからだ。

 本書も...
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(2023年10月31日 16時02分 更新)

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