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円下落、一時150円台 3日以来、日米金利差拡大

 米ドルや日本円などの紙幣=2016年1月(ロイター=共同)
 米ドルや日本円などの紙幣=2016年1月(ロイター=共同)
 20日の外国為替市場の円相場はドルに対して下落し、大手銀行によると、一時1ドル=150円台を付けた。150円台は今月3日以来、約2週間ぶり。米長期金利が高水準で推移していることから、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いの動きが出た。

 東京市場の午後5時現在は、前日比17銭円安ドル高の1ドル=149円97~98銭。ユーロは67銭円安ユーロ高の1ユーロ=158円52~56銭。

 円相場は3日に150円台まで下げた後、政府と日銀による円買いの為替介入への警戒感から、149円台を中心に狭い値幅での取引が続いていた。

(2023年10月20日 18時58分 更新)

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