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県美術展覧会8賞58人たたえる 岡山で桃花賞以上の表彰式

表彰される第74回県美術展覧会の入賞者
表彰される第74回県美術展覧会の入賞者
 第74回岡山県美術展覧会(県、山陽新聞社、おかやま県民文化祭実行委主催)の表彰式が14日、岡山市北区柳町の山陽新聞社であり、桃花賞以上の8賞に輝いた計58人をたたえた。

 受賞者や審査員ら約70人が出席。同社の清水玲子事業本部長が「今年は猛暑が続き苦しい夏だったが、素晴らしい作品がそろった。今後もますますのご活躍を期待しています」とあいさつした。

 委嘱作家から選ばれる山陽新聞社大賞の洋画・多賀栄一さん(玉野市)、工芸・橋本和哉さん(備前市)、書道・研山照青さん(美咲町)、藤本令舟さん(岡山市)、写真・佐藤泰彦さん(岡山市)をはじめ、一般応募の最高賞・山陽新聞社賞と高木聖鶴賞(書道・仮名部門)、県知事賞などの入賞者に賞状や盾などが贈られた。

 日本画、洋画、工芸、書道、写真、彫刻の全6部門の審査員が「丁寧で観察力が光る」「芸術は挑戦。他とは違う独自の世界を自分の手で表現していってほしい」などと講評した。

(2023年10月14日 16時11分 更新)

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