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自然の不思議 ピンクのバッタ 和気の田んぼで見つかる

ピンク色をしたクビキリギス=10日、和気小
ピンク色をしたクビキリギス=10日、和気小
 ピンク色をしたバッタが岡山県和気町吉田の田んぼで見つかった。和気小(同町藤野)に届けられ、児童が自然の不思議に触れている。

 体長は後脚を含めて5センチ程度。倉敷市立自然史博物館によると、キリギリス科のクビキリギスで雄の幼虫。大半は緑か茶だが「数パーセントの割合」(奥島雄一学芸員)でピンクの個体が存在するという。

 児童クラブ支援員の高原良久さん(75)=同町=が7日、稲刈り後、カマキリのそばにいるのに気づいた。虫かごに入れて10日、小学校に持って行って展示。児童とともにしばらく観察を続ける。

(2023年10月11日 16時24分 更新)

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