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IAEA調査団が来日へ 処理水放出後、初の検証

 ウィーンのIAEA本部(共同)
 ウィーンのIAEA本部(共同)
 経済産業省は6日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を検証する国際原子力機関(IAEA)の調査団が、24~27日の日程で来日すると発表した。東電などの安全性確保の取り組みを確認する。IAEAの調査団派遣は放出開始後では初。

 調査団はIAEA職員や、放出に反対する中国を含む海外の専門家で構成される。調査団は東電や経産省担当者への聞き取りに加え、福島第1原発の放出設備の視察も検討している。

 IAEAは、信頼性や透明性を担保したい日本政府の依頼で、これまでも調査団の派遣などを通じ、安全性を検証。7月に、処理水放出は「国際的な安全基準に合致する」との包括報告書を公表した。

(2023年10月06日 21時12分 更新)

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