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JR西日本で労使協定超える勤務 195人に残業手当の未払いも

 JR西日本は2日、中国統括本部(広島市)と大阪鉄道病院(大阪市)で、計7人の時間外労働が月80時間超になるなど労使協定(三六協定)の上限を超えていたと発表した。2020年4月~今年7月に、全社の195人に計約2100万円の残業手当の未払いがあることも明らかになった。

 近畿統括本部で8月、8人について労使協定違反があり、うち3人が労働基準法の上限(月100時間など)を超過していたことが判明。全社的に調査していた。

 JR西によると、7人はダイヤ作成などを担う中国統括本部の社員や病院の医師ら。ダイヤ改定などの業務量が増え、適正な労働時間の管理などができていなかった。

(2023年10月02日 17時02分 更新)

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