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水鳥公園にマガン初飛来 鳥取、国の天然記念物

 「米子水鳥公園」に飛来したマガン=1日、鳥取県米子市(同園提供)
 「米子水鳥公園」に飛来したマガン=1日、鳥取県米子市(同園提供)
 鳥取県米子市の「米子水鳥公園」で1日、マガンの初飛来が確認された。同園のある鳥取県西部から島根県東部は西日本最大のマガンの集団越冬地で、例年4千羽近くが冬を過ごしている。

 マガンは北極海沿岸のロシアやアラスカ北部から飛来する体長約70センチのカモの仲間で、国の天然記念物。1日は園内の池を泳ぐ成鳥1羽が見つかった。島根県東部の宍道湖へ向かったとみられる。

 米子水鳥公園は、コハクチョウが集団越冬する最南端の地としても知られ、例年10月上旬ごろから飛来し始める。

(2023年10月02日 06時15分 更新)

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