山陽新聞デジタル|さんデジ

柏崎原発の避難路整備に前向き 伊藤担当相が現地訪問

 訪問先の新潟県柏崎市で取材に応じる伊藤原子力防災相=1日午後
 訪問先の新潟県柏崎市で取材に応じる伊藤原子力防災相=1日午後
 伊藤信太郎原子力防災担当相は1日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)を視察し、市内で桜井雅浩市長や品田宏夫村長と面会した。桜井市長が原発事故時の避難路整備を求めたのに対し、伊藤氏は「内閣府でできる事業は来年度にも対応したい」と前向きな姿勢を示した。他省庁がからむ事業については「関係省庁と検討したい」と述べた。

 県内では昨年12月の大雪の際、事故時に避難路となる国道8号で大規模な交通障害が発生した。県や市などは今年7月、住民避難を円滑にするための道路整備を求める要望書を国に提出した。

(2023年10月01日 19時39分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ