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創志、城東が決勝進出 秋の岡山県高校野球第4日

8回表のピンチをしのぎ喜ぶ創志学園ナイン=マスカットスタジアム
8回表のピンチをしのぎ喜ぶ創志学園ナイン=マスカットスタジアム
 秋の岡山県高校野球大会(山陽新聞社後援)第4日は1日、倉敷市のマスカットスタジアムで準決勝があり、創志学園が2年連続、城東が21年ぶりの決勝進出を決めた。

 創志学園は大谷、山口の継投で学芸館を無失点に封じ、1―0の完封勝ち。城東はエース国定の2点適時打など10安打を重ね、総社南に7―5で打ち勝った。

 最終日の7日は、同スタジアムで午前9時から3位決定戦と決勝が行われる。4強は岡山開催の中国大会(27日開幕)出場を既に決めている。

 ▽準決勝

学芸館
000000000|0
00001000X|1
創志学園

 【評】引き締まった無失策試合。創志学園は右の大谷が4回、左腕山口が5回をテンポ良く投げ、無失点でつないだ。打線は五回、田中の中前打、犠打で1死二塁とし、山口が中前にはじき返して決勝点を挙げた。

 学芸館は連投のエース沖田が5回1失点。右下手の鳥山ら救援陣も粘投したが、得点圏に走者を進めたのが2度のみと攻め手を欠いた。

総社南
030000011|5
30200020X|7
城東

▽三塁打 山田、中曽▽二塁打 柏谷▽暴投 坪井▽捕逸 山田

 【評】城東は3―3の三回1死二、三塁から森の適時打で勝ち越し、さらに木村の犠飛で加点。七回は国定の貴重な2点適時打で突き放した。4安打の高原ら上位打線が機能した。右横手の那須ら4投手の継投で反撃をしのいだ。

 総社南は山田の2点三塁打など10安打と互角の打力を見せ、終盤も食い下がった。守備の乱れによる失点が悔やまれる。

(2023年10月01日 19時11分 更新)

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