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8月の宿泊者6227万人 コロナ前最多に迫る

 外国人観光客らでにぎわう東京・浅草の仲見世通り=東京都台東区
 外国人観光客らでにぎわう東京・浅草の仲見世通り=東京都台東区
 観光庁が29日公表した8月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった日本人と外国人は前年同月比32・9%増の延べ6227万人だった。過去最多だった新型コロナウイルス禍前の2019年8月(6323万人)に迫り、過去2番目の水準。

 新型コロナの5類移行後、初めての夏休みとなり国内旅行が堅調で、日本人は前年比12・5%増の5193万人だった。訪日観光の急回復により外国人は1034万人で、前年から14・3倍に膨らんだ。

 旅館やホテルなどの客室稼働率は62・7%。前年比で11・7ポイント高かった。60%を超えたのは19年11月以来だ。

(2023年09月29日 16時52分 更新)

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