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全米脚本家組合が暫定合意 制作会社側と、俳優ストに影響も

 8月、ストライキ中に、プラカードを掲げて歩くロボットの犬=ロサンゼルス(ロイター=共同)
 8月、ストライキ中に、プラカードを掲げて歩くロボットの犬=ロサンゼルス(ロイター=共同)
 【ロサンゼルス共同】米映画やテレビの脚本家が加盟する全米脚本家組合(WGA)は24日、動画配信サービスの普及に伴う待遇改善を求め交渉していた制作会社側と暫定合意に達した。ハリウッド俳優らが加入する全米映画俳優組合が実施しているストライキの終結に影響する可能性もある。

 暫定案をWGA組合員らが投票で承認すれば、5月から続いたストが終わる。WGAは制作会社に対し、人工知能(AI)を使って過去の作品から新たな脚本を生成することを禁じる保護措置導入も求めていた。

 俳優組合は7月にストを開始。米メディアによると、俳優と脚本家の組合による同時ストは1960年以来、63年ぶりだった。

(2023年09月25日 16時06分 更新)

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