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若者向け「第3の居場所」オープン 真庭・久世、備品購入費をCF

オープンした「ユースセンターまぁぶる」で卓球を楽しむ中学生ら
オープンした「ユースセンターまぁぶる」で卓球を楽しむ中学生ら
 家や学校とは違う「第3の居場所」として、中高生ら10代の若者が放課後や休日に気軽に集まれる施設「ユースセンターまぁぶる」が18日、真庭市久世にオープンした。運営する地元NPO法人が施設を充実させるため、クラウドファンディング(CF)で備品購入費を募っている。

 施設であった記念イベントには地域住民や利用予定の中高生ら約90人が出席。NPO法人「manabo―de(マナボーデ)」(同)の森年雅子代表らがテープカットしてオープンを祝った。森年代表は「学びと遊びが融合した施設で10代が健全に育てる環境をつくりたい」と意気込みを語った。

 センターはJR久世駅近くの空き家を活用。卓球台などの遊び場や勉強部屋があり、中高生らが自由に利用できるほか、多様な職業のスタッフが進路相談に応じたり、大学教員を招いた講座を開いたりして10代の幅広い学びを促す。開所は水、金曜の午後3時~8時と土、日曜いずれかの午前10時~午後5時。利用するには会員登録が必要。

 CFサービスは山陽新聞社や中国銀行の「晴れ!フレ!岡山」を活用する。150万円を目標に10月22日まで支援を募り、エアコンなどの設置費用に充てる。詳細や支援は専用サイト(https://readyfor.jp/projects/128203)。

(2023年09月18日 19時20分 更新)

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