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米、秋に長射程ミサイル供与か ウクライナ反攻を後押し

 米韓合同軍事演習で発射される地対地ミサイル「ATACMS」=2017年7月、韓国東岸(韓国国防省提供・ゲッティ=共同)
 米韓合同軍事演習で発射される地対地ミサイル「ATACMS」=2017年7月、韓国東岸(韓国国防省提供・ゲッティ=共同)
 【ワシントン、キーウ共同】米紙ウォールストリート・ジャーナルは15日、バイデン米政権がウクライナへ長射程の地対地ミサイルATACMSを秋に供与する方向で検討していると報じた。米政権はロシア領内も狙えるATACMSの供与に消極的だったが、新たな武器供与でウクライナの反転攻勢を後押しする。

 同紙によると、ロシア領内を攻撃しないとの保証をウクライナ側から取り付けたことで検討が進んでいる。供与するATACMSの量を限定する方向で調整中という。

 バイデン大統領は21日にホワイトハウスでゼレンスキー大統領と会談する予定で、議題に上る可能性が高い。

(2023年09月16日 19時02分 更新)

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