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自動車3社に待遇改善要求 米大統領、労組寄り鮮明に

 15日、ワシントンのホワイトハウスでUAWのストに関して発言するバイデン米大統領(AP=共同)
 15日、ワシントンのホワイトハウスでUAWのストに関して発言するバイデン米大統領(AP=共同)
 【ワシントン、ニューヨーク共同】バイデン米大統領は15日、全米自動車労働組合(UAW)のストライキを巡り、「ビッグスリー」と呼ばれる自動車大手3社が賃上げなどの待遇改善に「もっと踏み込むべきだ」と強調した。来年の大統領選を見据えて労組寄りの姿勢を鮮明にすることで、UAWの支持をつなぎ留める狙いがあるとみられる。

 3社は米ゼネラル・モーターズ(GM)、米フォード・モーター、旧米クライスラーを傘下に持つ欧州ステランティス。4年に1度の労働協約の改定で賃上げなどを巡って労使が折り合えず、UAWは15日に3社の一部工場でストを始めた。

(2023年09月16日 11時50分 更新)

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