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茂木幹事長続投へ、自民人事 小渕選対、森山総務固まる

 自民党本部を出る岸田首相=11日夕、東京・永田町
 自民党本部を出る岸田首相=11日夕、東京・永田町
 G20サミットなどを終え、帰国した岸田首相と裕子夫人=11日午前、羽田空港
 G20サミットなどを終え、帰国した岸田首相と裕子夫人=11日午前、羽田空港
 訪問先のインド・ニューデリーで記者会見する岸田首相=10日(共同)
 訪問先のインド・ニューデリーで記者会見する岸田首相=10日(共同)
 自民党本部を出る岸田首相=11日午後、東京・永田町
 自民党本部を出る岸田首相=11日午後、東京・永田町
 岸田文雄首相(自民党総裁)は、13日実施する内閣改造・党役員人事で茂木敏充幹事長を続投させる意向を固めた。衆院解散・総選挙や来年の党総裁選を見据え、「ポスト岸田」候補の一人と目される茂木氏の処遇が最大の焦点だった。他の党四役は、選対委員長に小渕優子組織運動本部長を、総務会長に森山裕選対委員長を起用する方針。萩生田光一政調会長は再任が軸となる。党関係者が11日明らかにした。

 麻生太郎副総裁も再任する。木原誠二官房副長官は交代させる見通しとなった。妻が元夫の死亡を巡り警視庁から事情を聴かれたと週刊文春に報じられていた。

 首相は12日に公明党の山口那津男代表と自公党首会談に臨んだ上で、内閣・自民党役員の陣容を最終的に決める。

 一連の人事は12日の自民党役

 首相は20カ国・地域首脳会議(G20サミット)などの外交日程を終え11日朝、帰国した。午後に党本部入りして森山、茂木、小渕、萩生田、麻生各氏の順に会談。人事の調整を進めた。員会、総務会で首相に一任を取り付け、13日に党四役を指名する。

(2023年09月11日 23時15分 更新)

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