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伯桜鵬、復帰まで3カ月以上 左肩手術、年内休場へ

 日本相撲協会は大相撲秋場所初日の10日、西前頭9枚目で休場の伯桜鵬の診断書を公表し、9日付で「左肩関節脱臼術後。復帰まで3カ月以上かかる見込み」との内容だった。8月末に手術を受けており、師匠の宮城野親方(元横綱白鵬)は来年1月の初場所で復帰を目指す意向を示した。来場所まで全休すれば、幕下転落は確実な情勢。

 20歳の伯桜鵬は新入幕の先場所で最後まで優勝争いに加わり、敢闘賞と技能賞に輝く大活躍だった。宮城野親方は「手術は大成功したが、中途半端な状態でやると元に戻ってしまう」と説明。自身も右膝のけがに苦しんだ経験を踏まえ「焦らず我慢して、しっかり治すことが大事」と語った。

(2023年09月10日 15時06分 更新)

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