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審判部長、秋場所3関脇に期待 大関昇進「相撲内容見たい」

 稽古する大栄翔=8月31日、追手風部屋
 稽古する大栄翔=8月31日、追手風部屋
 日本相撲協会で番付編成を担う審判部の佐渡ケ嶽部長(元関脇琴ノ若)は8日、秋場所(10日初日・両国国技館)の3関脇について期待感を述べた。再び大関昇進に挑む大栄翔と若元春に対し「千秋楽までの取組、内容をしっかり見たい」との見解を示した。

 大関昇進の目安は直近3場所合計33勝とされる。大栄翔と若元春は到達へともに14勝が必要な状況だが、佐渡ケ嶽部長は「33勝にこだわるということではなく、審判部としては相撲内容もしっかり見ていきたい」との姿勢を強調。昇進への足固めを目指す弟子の新関脇琴ノ若については「次は俺がという気持ちが稽古場でも見えるようになってきた」と成長を感じ取っていた。

(2023年09月08日 17時59分 更新)

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