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白露 赤米の稲に小さな朝露 岡山県内 残暑厳しい中、秋の気配

備中国分寺五重塔を背景にみずみずしく輝く稲の朝露=8日午前7時11分
備中国分寺五重塔を背景にみずみずしく輝く稲の朝露=8日午前7時11分
備中国分寺五重塔周辺の稲穂ではバッタも見られた=8日午前6時59分
備中国分寺五重塔周辺の稲穂ではバッタも見られた=8日午前6時59分
 8日は二十四節気の一つ「白露」。朝夕の気温が下がって草木に露が宿り、秋の気配が漂う頃とされる。岡山県内は雲が広がって放射冷却が起きにくかったため気温が下がらず、朝の最低気温は全16観測地点で平年を上回った。

 各地の最低気温は、真庭市蒜山上長田20・2度(平年16・9度)▽津山市22・0度(19・7度)▽岡山市中心部23・6度(21・7度)―などで、おおむね8月中旬~下旬並みとなった。

 備中国分寺五重塔(総社市上林)周辺では、青々と伸びた古代米・赤米の稲に小さな朝露が輝き、残暑厳しい中でも秋を感じさせた。

 岡山地方気象台は「台風13号の影響で上空に湿った空気が入り込み、しばらく曇りが続きそう。気温も平年より高めに推移するだろう」としている。

(2023年09月08日 11時37分 更新)

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