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かど番の大関霧島「優勝したい」 出稽古で大栄翔らに13勝2敗

 秋場所に向け、稽古をする霧島(右)=東京都墨田区の時津風部屋
 秋場所に向け、稽古をする霧島(右)=東京都墨田区の時津風部屋
 大相撲秋場所(10日初日・両国国技館)をかど番で迎える大関2場所目の霧島が7日、東京都墨田区の時津風部屋で場所前最後の出稽古を行い、関脇大栄翔らに13勝2敗と上々の仕上がりをアピールした。「大関として優勝したい。さすがというところを見せたい」と気合十分に話した。

 浅い左上手を引いて頭をつけるしぶとい攻めや、巧みな出し投げや内無双も披露。大栄翔や幕内豪ノ山の激しい突き、押しには足腰の強さを生かして対応した。

 先場所は初日直前に右肋骨を痛め、6勝7敗2休に終わったが、回復は順調な様子で「どんどん稽古をしたい気持ちだった。稽古場でやらないと、本場所でできないから」と語った。

(2023年09月07日 17時28分 更新)

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