旧統一教会の過料申し立て 回答拒否、地裁に書類送付
文化庁は７日、宗教法人法に基づく世界平和統一家庭連合（旧統一教会）への質問権行使で教団側が回答拒否したとして、過料を科すよう求める書類を東京地裁に送付した。今後、非公開の裁判手続きに入り、地裁は教団側に意見を聞いた上で、過料を科すかどうかを決定する。
昨年１１月以降、質問権を計７回行使し（１）組織運営や財産・収支（２）旧統一教会の法的責任を認めた民事判決（３）教団本部がある韓国への送金―などについて尋ねた。文化庁によると、質問は重複を除いて５００項目以上に上り、教団はその約２割に回答せず、再質問にも回答拒否を重ねた。
昨年１１月以降、質問権を計７回行使し（１）組織運営や財産・収支（２）旧統一教会の法的責任を認めた民事判決（３）教団本部がある韓国への送金―などについて尋ねた。文化庁によると、質問は重複を除いて５００項目以上に上り、教団はその約２割に回答せず、再質問にも回答拒否を重ねた。
（2023年09月07日 14時48分 更新）
