西日本豪雨から5年が経過したのを踏まえ、防災をテーマにした講演会(日本損害保険協会岡山損保会、山陽新聞社主催)が6日、岡山市北区柳町の山陽新聞社さん太ホールであり、参加者が日頃の備えや官民連携の重要性への理解を深めた。
岡山大大学院の吉田圭介准教授(河川工学)とNPO法人・岡山NPOセンターの石原達也代表理事が登壇。市民ら約230人が聴講した。
吉田准教授は豪雨当時の天候について「岡山県内の多くの場所で24時間降水量が50年に一度のレベルという異常な状況だった」と報告。地球温暖化の進行などで今後、豪雨災害のリスクは高まることが予測される一方、降水量や被害の正確な予測は技術的に難しいといい「避難経路を事前に確認し、命を守る行動を早めに取ることが大切」と呼びかけた。
石原代表理事は西日本豪雨の際に官民連携組織「災害支援ネットワークおかやま」を立ち上げ、被災者のニーズに合わせて弾力的に支援に当たった事例を紹介。「さまざまなノウハウを持つ民間と、行政との協働が大切」と訴えた。
岡山大大学院の吉田圭介准教授(河川工学)とNPO法人・岡山NPOセンターの石原達也代表理事が登壇。市民ら約230人が聴講した。
吉田准教授は豪雨当時の天候について「岡山県内の多くの場所で24時間降水量が50年に一度のレベルという異常な状況だった」と報告。地球温暖化の進行などで今後、豪雨災害のリスクは高まることが予測される一方、降水量や被害の正確な予測は技術的に難しいといい「避難経路を事前に確認し、命を守る行動を早めに取ることが大切」と呼びかけた。
石原代表理事は西日本豪雨の際に官民連携組織「災害支援ネットワークおかやま」を立ち上げ、被災者のニーズに合わせて弾力的に支援に当たった事例を紹介。「さまざまなノウハウを持つ民間と、行政との協働が大切」と訴えた。
(2023年09月06日 19時54分 更新)