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福島―台北線、来年3月就航へ 震災後、初の国際定期便

 定期便運航に関する覚書締結式で、記念写真に納まる(左から)タイガーエア台湾の陳漢銘CEO、福島県の内堀雅雄知事ら=5日午後、福島空港
 定期便運航に関する覚書締結式で、記念写真に納まる(左から)タイガーエア台湾の陳漢銘CEO、福島県の内堀雅雄知事ら=5日午後、福島空港
 福島空港(福島県玉川村)にとって2011年3月の東日本大震災後初めての国際定期便となる台北線が来年3月末、新規就航する見通しになった。県は5日、運航する格安航空会社タイガーエア台湾などと利用促進や交流拡大に関する覚書を締結した。

 県によると、台湾ではスキーや雪景色目当ての旅行需要が高い。来年1月16日から、福島空港と台湾の桃園国際空港を週2往復するチャーター便を運航。搭乗率を見て定期便数を検討するとしている。

 福島空港での締結式に出席したタイガーエアの陳漢銘CEOは、報道陣から原発処理水の海洋放出の影響を問われ「安心して観光できることは今回私が来たことで検証できた」と回答した。

(2023年09月05日 19時37分 更新)

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