大阪ＩＲ、開業を１年延期 初期投資が１９００億円増
大阪府は５日、カジノを中心とした統合型リゾート施設（ＩＲ）開業に向けた実施協定案を発表した。工程を変更し、開業予定は「２０２９年秋―冬」から「３０年秋ごろ」に延期する他、初期投資額は約１９００億円上振れする。今後、国に協定案を申請し、９月末までの締結を目指す。
国による整備計画の認定が府と大阪市の当初想定よりずれ込んだため、開業時期は３０年以降になると見込まれていた。府市の担当者は「認定遅れを踏まえれば、開業が遅れるのも仕方ない」としている。
初期投資額は整備計画段階では約１兆８００億円だった。実施協定案は建設資材費高騰などを反映し、約１兆２７００億円に修正した。
国による整備計画の認定が府と大阪市の当初想定よりずれ込んだため、開業時期は３０年以降になると見込まれていた。府市の担当者は「認定遅れを踏まえれば、開業が遅れるのも仕方ない」としている。
初期投資額は整備計画段階では約１兆８００億円だった。実施協定案は建設資材費高騰などを反映し、約１兆２７００億円に修正した。
（2023年09月05日 13時38分 更新）
