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防災の動き ダンスに取り入れ紹介 岡山大生、東京のフェスで披露

身を守る動きを取り入れた「ぼうさいPiPit!ダンス」を披露する岡山大ダンス部メンバー=東京・代々木公園
身を守る動きを取り入れた「ぼうさいPiPit!ダンス」を披露する岡山大ダンス部メンバー=東京・代々木公園
 防災・減災をテーマにしたイベント「TOKYOもしもフェス渋谷」(こくみん共済coopなど主催)が2日、東京都渋谷区の代々木公園であり、岡山大ダンス部が、災害時に身を守る基本の動作を取り入れた創作ダンスを披露した。

 「動けるように備える」「確認する」「助け合い」の三つの要素を振り付けに取り入れた「ぼうさいPiPit!ダンス」。メンバー20人がステージに立ち、地震の時にしゃがみ込んで頭上を手で覆ったり、危険物や避難経路を指さし確認したりする動きをリズムに合わせて軽快に紹介し、会場を盛り上げた。

 ダンス部部長の同大経済学部3年林弦希さん(20)は「観客の子どもたちも舞台に上がって一緒に楽しんでくれた。災害を自分のこととして捉えてもらうきっかけになれば」と話していた。

 ダンスは2018年7月の西日本豪雨をきっかけに、同大の学生有志やこくみん共済coop岡山推進本部が協力して考案し、普及に取り組んでいる。

(2023年09月02日 17時28分 更新)

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