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八角理事長、還暦の赤い綱 9月2日に両国で土俵入り

 還暦土俵入りで使用する赤い綱を締める八角理事長=23日、東京都墨田区の八角部屋
 還暦土俵入りで使用する赤い綱を締める八角理事長=23日、東京都墨田区の八角部屋
 日本相撲協会の八角理事長=元横綱北勝海、本名保志信芳、北海道出身=が9月2日の還暦土俵入り(両国国技館)で使用する赤い綱を作る「綱打ち」が23日、東京都墨田区の八角部屋で行われた。6月22日に60歳となった同理事長は、綱が完成した後に土俵入りを練習。太刀持ち、露払いには弟子の君ケ浜親方(元関脇隠岐の海)と幕内北勝富士を従えた。

 部屋の力士らが大汗をかきながら約10メートルの綱が完成。同理事長は「弟子に綱を締めてもらうのは感慨深いものがあった。土俵入りの所作は体に染みついている」と笑顔で話した。

 還暦土俵入りの実施は、2021年10月の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)以来。

(2023年08月23日 13時07分 更新)

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