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8月18日は「リンドウ記念日」 JA晴れの国岡山 倉敷で制定催し

リンドウを使ったフラワーアレンジメントなどが展示されたイベント会場
リンドウを使ったフラワーアレンジメントなどが展示されたイベント会場
 JA晴れの国岡山(倉敷市玉島八島)は18日、「リンドウ記念日」の制定記念イベントを、同市阿知の複合施設・あちてらす倉敷で開いた。同JAが今年定めた記念日で「晴れのいい花」の語呂にちなんだ。

 リンドウは仏花として需要が高く、お盆前後に出荷のピークを迎える多年生植物。知名度向上などを目指し、同JAは5月、日本記念日協会(長野県)に申請。今月18日付で登録された。

 イベントには、岡山県内の生産者やJAグループ岡山職員ら約50人が出席。同JAの磯田健一常務理事が「記念日制定を機に関係者が連携し、リンドウ生産をさらに発展させていこう」とあいさつ。新たな用途提案として、リンドウを使ったフラワーアレンジメントやウエディングブーケなどの作品11点が展示され、作者が特徴などを説明した。

 来場者100人には紫、白色のリンドウ2本セットをプレゼントした。受け取った会社員(63)=同県早島町=は「色合いが涼しくて癒やされる。食卓に飾りたい」と話していた。

 県内では主に新見、真庭市や鏡野町などで栽培され、2021年の作付面積は約8ヘクタール、生産量は約130万本でいずれも全国6位。同JAは記念日に合わせ消費拡大に向けたイベントを開く予定。

(2023年08月18日 16時21分 更新)

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