岡山県和気町で16日夜、「和文字焼きまつり」が行われた。新型コロナウイルスの影響で3年連続中止されており、町名にちなんだ「和」の火文字が4年ぶりに夜空を彩った。
午後8時、吉井川を望む観音山の西斜面に設置された89基の炉に点火。縦65メートル、横75メートルの巨大な文字が暗闇に浮かび上がり、対岸の河川公園(同町田原下)に詰めかけた大勢の観客が歓声を上げた。
昨秋に亡くなった父親の初盆で町内に帰省していた会社員(42)=大阪市=は「和文字を見ると懐かしさが込み上げ、ほっとする。父を思い出しました」と話した。精霊流しは台風7号による河川の増水で取りやめた。
まつりは和気商工会などの実行委と町が主催。京都の五山送り火を参考に1987年に始まり、盆の風物詩として親しまれている。
午後8時、吉井川を望む観音山の西斜面に設置された89基の炉に点火。縦65メートル、横75メートルの巨大な文字が暗闇に浮かび上がり、対岸の河川公園(同町田原下)に詰めかけた大勢の観客が歓声を上げた。
昨秋に亡くなった父親の初盆で町内に帰省していた会社員(42)=大阪市=は「和文字を見ると懐かしさが込み上げ、ほっとする。父を思い出しました」と話した。精霊流しは台風7号による河川の増水で取りやめた。
まつりは和気商工会などの実行委と町が主催。京都の五山送り火を参考に1987年に始まり、盆の風物詩として親しまれている。
(2023年08月16日 23時12分 更新)