中国、尖閣海域の漁解禁 魚豊富で「絶対行く」声も
【石獅共同】中国が沖縄県・尖閣諸島周辺や台湾海峡を含む東シナ海で設けた禁漁期間が16日に明け、福建省石獅市では大量の漁船が出港した。昨年は当局が敏感な海域での操業を厳禁すると通知したが、今年は厳しい文言の通知は出ていないもよう。魚の豊富な尖閣や台湾付近に「絶対に行く」と断言する漁師もおり、動向が注視される。
台湾対岸にある石獅市の祥芝中心漁港では正午(日本時間午後1時)、中国国旗を掲げた漁船が沖に向かって列をなし、爆竹を鳴らして進んだ。
50代の船長は、中国では1月に厳格なコロナ対策がなくなり「今年は漁に集中できる。感染しても船に乗れるので心理的な負担が消えた」と歓迎。
台湾対岸にある石獅市の祥芝中心漁港では正午(日本時間午後1時)、中国国旗を掲げた漁船が沖に向かって列をなし、爆竹を鳴らして進んだ。
50代の船長は、中国では1月に厳格なコロナ対策がなくなり「今年は漁に集中できる。感染しても船に乗れるので心理的な負担が消えた」と歓迎。
(2023年08月16日 18時39分 更新)