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「偽の選挙人」役ら18人を起訴 トランプ前大統領の選挙介入事件

 演説するトランプ前米大統領=12日、中西部アイオワ州(AP=共同)
 演説するトランプ前米大統領=12日、中西部アイオワ州(AP=共同)
 【ニューヨーク共同】2020年米大統領選に介入したとして、南部ジョージア州の大陪審が14日にトランプ前大統領と共に起訴したのは18人に上る。選挙で不正があったと陰謀論を吹聴した側近らのほか、勝者を正式に選出する選挙人に成り済まそうとした「偽の選挙人」役も含まれた。

 大陪審は組織犯罪を取り締まる州の「RICO法」を適用しており、前大統領は直接関与していなくても、他の18人の行為に対して罪を問われる可能性がある。

 起訴された側近はジュリアーニ元NY市長やメドウズ元大統領首席補佐官、イーストマン弁護士。選挙人の差し替えを主導したチェスブロ弁護士らと「偽の選挙人」3人も起訴された。

(2023年08月16日 18時46分 更新)

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