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台湾副総統、米国へ出発 中国の「過剰反応」警戒

 12日、台湾北部の桃園国際空港で、米国へ出発する前に手を振る頼清徳副総統(総統府提供・共同)
 12日、台湾北部の桃園国際空港で、米国へ出発する前に手を振る頼清徳副総統(総統府提供・共同)
 【台北共同】台湾の頼清徳副総統は12日、南米訪問の経由地の米ニューヨークへ向け、北部の桃園国際空港を出発した。頼氏は来年1月に行われる総統選の与党、民主進歩党(民進党)の候補者で、米国との良好な関係をアピールしたい考えだ。中国は台湾独立派と見なす頼氏の米国立ち寄りに反発しており、米台は軍事演習などを通じた中国の「過剰反応」を警戒している。

 頼氏は南米で唯一台湾と外交関係があるパラグアイの大統領就任式に出席するため、往路でニューヨーク、復路でサンフランシスコを経由。ニューヨークには現地時間12~13日に滞在し、在米台湾人との会合に出席する。

(2023年08月12日 20時06分 更新)

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