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中間貯蔵「住民への説明不十分」 山口・上関町、反対派議員反発

 原発の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡って山口県の上関町議会が8日に全員協議会を開いた後、反対派の議員からは「住民への説明が不十分だ」などと反発が広がった。

 町は今月中旬にも臨時議会を開き、施設の建設に向けた中国電力と関西電力の調査を受け入れるかどうか諮る方針。

 協議会の終了後、西哲夫町長は報道各社の取材に「説明不足は否めない」として住民説明会の実施を検討していると明らかにした。議員らによると協議会では、住民への説明の場が必要だと多くの議員から指摘があったという。

 賛成派の議員からは「調査には半年かかる。調査期間中に住民へ説明を尽くしたい」との声が上がった。

(2023年08月08日 18時57分 更新)

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