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帰省ピークは11日中心 5類移行 混雑は以前の水準に

JR岡山駅
JR岡山駅
 お盆を中心とした岡山県内の交通機関の混雑予測がまとまった。帰省は11日を中心に混み、Uターンのピークは13~16日ごろで分散傾向になりそう。新型コロナウイルスの5類移行を経て、混雑は以前の水準に戻りつつある。

JR


 JR西日本によると、混雑のピークは山陽新幹線、在来線ともに下りが11日、上りが15日の見込み。

 新幹線と在来線特急の指定予約数(7月26日現在)は計72万1千席で前年同期比約1・5倍に上り、コロナ禍前(2018年)の90%まで回復している。

空の便


 航空各社によると、岡山桃太郎空港発着の国内線は、東京からの便が10~12日、東京行きは16日が混み合いそう。札幌便は行きが11日、帰りは16日がほぼ満席。沖縄便は行きが10、14~16日、帰りも14~19日が予約で埋まっている。

 国際線は、台北便が岡山発着とも全期間を通じてほぼ満席。上海便は行きが11日、帰りは14日の予約率が高い。国内、国際線の利用状況ともコロナ禍前(19年)の水準近くまで回復しているという。

高速道路


 西日本高速道路によると、高速道路のピークは下りが11、12日、上りが13~15日になる見通し。5キロ以上の渋滞は、下りが笠井山トンネル(岡山市北区)、鼓山トンネル(同)の付近を先頭に計3回、上りが二子トンネル(倉敷市)付近から6回発生すると予測している。

 同社は「新型コロナ禍前と同水準の渋滞が予想される。交通情報を確認し余裕を持った計画を立ててほしい」としている。

(2023年08月06日 19時46分 更新)

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