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幕内錦木「さらなる上目指す」 夏巡業、新三役確実の秋へ

 朝稽古の申し合いで多くの力士に囲まれる錦木(中央)=福島市
 朝稽古の申し合いで多くの力士に囲まれる錦木(中央)=福島市
 大相撲の夏巡業は5日、福島市で行われ、名古屋場所で初の三賞となる殊勲賞を獲得した幕内錦木が存在感を示した。33歳で迎える秋場所(9月10日初日・両国国技館)では新三役昇進が確実。スロー出世で注目され「さらなる上を目指して頑張りたい。早かろうが遅かろうが、上がった者が勝ち」と言い切った。

 朝稽古では6番取り、大関霧島を力強く寄り切った。同じ東北の盛岡市出身でファンからサイン攻勢を受け「さすがにそのくらいの知名度はありますよ」と誇らしげに笑った。

 8、9日に岩手県内で巡業があり、休養日の7日には横綱照ノ富士が同県奥州市で行う土俵入りに太刀持ちとして参加する。

(2023年08月05日 17時45分 更新)

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