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甲子園、クーリングスペース公開 今大会から導入

 報道陣に公開された「クーリングスペース」で、熱中症予防について説明する理学療法士ら=5日、甲子園球場
 報道陣に公開された「クーリングスペース」で、熱中症予防について説明する理学療法士ら=5日、甲子園球場
 全国高校野球選手権の大会本部は5日、選手が体を冷やしたり水分を補給したりする「クーリングスペース」を報道陣に公開した。今大会は五回終了時に10分の「クーリングタイム」が導入される。

 両ベンチ裏通路に冷風機を置き、保冷剤の入ったベストなどを選手の人数分用意。毎日10~15人の理学療法士が控える。理学療法士の小柳磨毅さんは「熱中症予防は外側から熱を奪うのと深部の体温を下げるのがポイント」と説明した。

 7月の日本の平均気温は統計を開始した1898年以降で最高だった。今大会も猛暑が予想され、炎天下での開催の是非も問われている。

(2023年08月05日 17時09分 更新)

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