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三幸製菓の火災で慰霊碑設置 新潟、風化防止や安全最優先誓う

 「三幸製菓」荒川工場の火災跡地に建てられた慰霊碑=5日午前、新潟県村上市
 「三幸製菓」荒川工場の火災跡地に建てられた慰霊碑=5日午前、新潟県村上市
 新潟県の米菓大手「三幸製菓」は5日、昨年の6人が死亡した火災で全焼した荒川工場(同県村上市)の跡地に、慰霊碑を設置した。事故の風化防止や安全最優先の企業方針を誓う目的。同日午前、建立式を行い、佐藤元保最高経営責任者(CEO)らが参列した。

 火災は、2022年2月11日夜に発生。「F棟」と呼ばれる約8800平方メートルの建物が全焼し、60~70代のアルバイト女性従業員4人と、20代の男性社員2人が死亡、1人が負傷した。県警は、業務上過失致死傷容疑での立件を視野に捜査をしている。

(2023年08月05日 11時42分 更新)

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