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沖縄尚学、5日ぶり全体練習 夏の甲子園、6日開幕

 青空の下、打撃練習する沖縄尚学・佐野主将=兵庫県尼崎市
 青空の下、打撃練習する沖縄尚学・佐野主将=兵庫県尼崎市
 第105回全国高校野球選手権大会は6日、甲子園球場で開幕する。4日は各校が試合に備え、台風6号の影響で関西入りが遅れた沖縄尚学はチーム全員がそろって兵庫県尼崎市内の球場で練習した。

 ほとんどの選手が3日夕方の航空機で移動。沖縄では荒天で外に出られず、5日ぶりとなった全体練習でノックや実戦形式の打撃練習に取り組み、軽快な動きを見せた。比嘉監督は「今日は動けていたが、疲労が出ると思う。そこを見ながら今後のメニューを考えたい」と話した。

 今春の選抜大会でも力投した主戦の東恩納投手は「いつ出発できるか分からない状況だったが、到着できてほっとした。チームでまとまって1勝しようという感じになった」と笑顔。組み合わせ抽選会のため先に移動していた佐野主将も「心配していたが、思ったより動けていた」と仲間の姿に安心した様子だった。

 大会第6日の11日に初戦の2回戦でいなべ総合学園(三重)と顔を合わせる。

(2023年08月04日 19時15分 更新)

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