山陽新聞デジタル|さんデジ

維新、兵庫2区に男性医師擁立 公明現職と対決

 記者会見で次期衆院選への出馬を表明する阿部圭史氏=3日午後、神戸市
 記者会見で次期衆院選への出馬を表明する阿部圭史氏=3日午後、神戸市
 日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」は3日、神戸市で記者会見を開き、次期衆院選の兵庫2区に、元世界保健機関(WHO)職員で医師の阿部圭史氏(37)を維新公認で擁立すると発表した。維新は公明党現職がいる大阪、兵庫の全6選挙区での擁立を決めている。公明は兵庫2区で前国土交通相の現職赤羽一嘉氏(65)を公認している。

 阿部氏は仙台市出身。東日本大震災で親族が被災した経験から政治を志したといい、阪神大震災で被害が大きかった神戸市長田区を含む2区からの出馬を決めた。WHOでは新型コロナウイルス対応にも関わり「自然災害や感染症から国民を守る危機管理体制を築きたい」と話した。

(2023年08月03日 16時16分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ