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玉ノ井部屋、福島で4年ぶり合宿 親方「人との触れ合い一番大事」

 4年ぶりとなる夏合宿を開始し、記念写真に納まる玉ノ井親方(中列左から2人目)ら=2日、福島県相馬市
 4年ぶりとなる夏合宿を開始し、記念写真に納まる玉ノ井親方(中列左から2人目)ら=2日、福島県相馬市
 大相撲の玉ノ井部屋が2日、福島県相馬市で4年ぶりとなる夏合宿を開始した。東日本大震災が発生した2011年にも行われたが、新型コロナウイルス禍で昨年までの3年間は中断。玉ノ井親方(元大関栃東)は「われわれは人との触れ合いが一番大事」と交流の再開を喜んだ。

 合宿は相馬市出身で先代師匠(元関脇栃東)の志賀駿男さんが師匠だった約30年前から開始。2日は稽古場で土俵祭りが営まれ、終了の19日までの安全を祈願した。立谷秀清市長は「相馬市にとって夏の風物詩。おいしいものをたくさん食べて、十分に力をつけてほしい」と歓迎した。

 力士らはソフトボール大会や盆踊りなど地域の行事にも参加予定。

(2023年08月02日 20時00分 更新)

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