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矢掛中生 町幹部に観光や防災質問 模擬町議会で2年生9人

執行部に質問をする中学生
執行部に質問をする中学生
 岡山県矢掛町議会の議場で2日、模擬町議会があり、矢掛中(同町矢掛)の2年生9人が参加して観光振興や防災などについて町幹部に質問したり、議事進行を行ったりした。

 8人が質問し、山辺悠翔さん(14)は議長として議事進行した。佐藤佑哉さん(13)は町中心部の「本陣通り」の人出が増えたことを指摘し「車も通り、危ない。歩行者に配慮した対策は考えているか」と質問。無電柱化などの実施エリア拡大に前向きな答弁を渡辺孝一建設課長から引き出した。

 このほか、中学校の教室は夕方になると日差しが強く、黒板が見えにくくなるとして、カーテン設置を要望する場面もあった。

 模擬町議会は、町と町教委が町づくりに関心を持ってもらおうと2019年に開始し、今年で4回目(20年は新型コロナウイルス禍で中止)。前回は生徒の要望がきっかけで、教室に網戸が設置された。

(2023年08月02日 17時05分 更新)

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