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日米韓、拡大抑止強化へ 首脳会談で北朝鮮戦略を共有

 バイデン米大統領、岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領
 バイデン米大統領、岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領
 日米韓3カ国は、米ワシントン近郊の大統領山荘キャンプデービッドで8月18日に開催する首脳会談で、米国の「核の傘」提供を軸とする拡大抑止強化を確認する方向で調整に入った。北朝鮮の核・ミサイル開発を受け、抑止力と対処力の強化、制裁を巡る連携、対話の提示を柱とする対北朝鮮の基本戦略を共有する見通し。日本は拉致問題に関し、米韓両国に引き続き理解と協力を求める。複数の外交筋が31日、明らかにした。

 国際会議の機会とは別に、日米韓首脳が集まって会談するのは初めて。バイデン米大統領が同盟国の岸田文雄首相、韓国の尹錫悦大統領を招き、3カ国が結束して北朝鮮に対峙する姿勢を改めて示す。

(2023年07月31日 22時00分 更新)

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