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ロシア国内への攻撃増加を示唆 ゼレンスキー大統領が声明

 29日、ウクライナ東部ドネツク州バフムト近郊の前線を訪れたゼレンスキー大統領(大統領府提供・ロイター=共同)
 29日、ウクライナ東部ドネツク州バフムト近郊の前線を訪れたゼレンスキー大統領(大統領府提供・ロイター=共同)
 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は、30日の動画声明で「徐々に戦争はロシアの中心地と軍事基地に戻りつつある」と述べ、侵攻を起こしたロシア国内への攻撃が今後増えると示唆した。モスクワでは7月に入り無人機攻撃が頻発しているが、ゼレンスキー氏はウクライナの関与について直接的な言及は避けた。

 30日朝には、クレムリンの西約5キロの高層ビルが集中する地区で無人機攻撃があり、建物に被害が出ていた。

 メドベージェフ安全保障会議副議長は30日「NATOの支援を受けたウクライナの攻撃が成功し、わが国の領土の一部を占領するなら、核兵器を使わざるを得ない」と通信アプリに投稿した。

(2023年07月31日 11時07分 更新)

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