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円急落、一時141円台 日銀「現状維持」報道で

 円相場を示すモニター
 円相場を示すモニター
 21日の外国為替市場の円相場は対ドルで急落し、一時1ドル=141円台まで円安ドル高が進んだ。日銀が来週開く金融政策決定会合で政策を修正せず、現状を維持する公算が大きいとロイター通信が報道したことを受け、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが優勢となった。

 東京外国為替市場の午後5時現在は前日比1円74銭円安ドル高の1ドル=141円36~38銭。ユーロは85銭円安ユーロ高の1ユーロ=157円30~34銭。

 前日発表の経済指標により米FRBの利上げが長期化するとの観測が強まったことで、円売りドル買いが先行。その後、日銀の金融政策を巡る報道を受け、夕方から一段と進行した。

(2023年07月21日 19時17分 更新)

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